逃亡者
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帰宅しようと会社の階段を下りていると、猫主がバカ猫を抱いて登ってくる。
夜になって外にうかれ出ている猫を、制作室に戻すらしい。
せっかくの夜遊びを邪魔され、横を向き、ぶうたれ顔のバカ猫。
だが素早くカバンから猫のおやつを出してがさがさと音をさせると、キッと振り向いて見つめる。目がまん丸だ。
「あ、心臓がドキドキしてきおった!」と抱いている猫主が言う。
どんだけ、いやしいねん!
階段に座り、ひざにおやつを置くと、さっさと登ってきた。最近はためらいがない。
猫主に言って猫スパイを呼び、写メしてもらう。
もっとよこせと尻尾を激しく振りたてて身体を登ってくるバカ猫。
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